転職面接では、これまでの仕事についてほぼ間違いなく質問されます。
 回答のポイントは、応募企業で生かせる経験を強調して回答することです。関連性のない職務経験をダラダラと回答すると、自社が求めている人材と異なると判断されてしまいます。

 予め応募企業で発揮できる職務能力と裏付けとなる経験を箇条書きで書き出してみてください。書き出した部分を強調して職務経歴として説明することで、面接官が興味を持つ職務経歴の回答になります。

 応募者それぞれ職務経歴が違いますが、長々と回答することは控えてください。長くても1分程度に纏めて、応募企業で生かせる経験を強調してアピールします。
 面接官が職務経歴の回答を聞き流して別の質問をする状況ではなく、職務経歴の回答に興味を持ち「~の経験について詳しく聞かせてください。」と新たな質問を受ける状況が理想です。

 未経験の職種を希望する場合でも、応募職種で汎用できる職務経験を強調して回答します。例えば販売職から事務職に就きたいときは、販売の仕事と共に報告書の作成、電話応対、売上管理など事務職として生かせる職務経験を強調して回答します。

 簡潔に回答するものの、会社名などを割愛せず、原則として時系列で説明します。派遣社員として多くの企業で勤務した場合は、派遣社員の経験を一つに纏めて、「〇〇株式会社、株式会社○○他4社で、派遣社員として経理事務に携わりました」と回答することもできます。
 退職理由についても、改めて質問されないためにもできれば次の仕事に繋がる理由で、簡潔に説明するといいでしょう。

 面接の前半で職務経歴について質問されますが、面接前半で興味を持たれるとその後の流れも上手くいきます。予め応募企業で生かせる経験を整理して、面接に臨んでください。

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面接は、回答内容と共に表情、語調などもチェックされます。面接を控えている方、面接が苦手な方、ぜひ受講してください。実践に即したアドバイスをさせていただきます。転職面接、新卒面接どちらにも対応可能です。オンライン面接対策にも役立ちます。

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谷所 健一郎(やどころ けんいちろう)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 https://cdomain.jp/index.html