期待して採用したのに思うような力を発揮しない新入社員がいます。
今回はミスマッチングが起きる原因について、考えてみたいと思います。
考えられる要因として、応募者が少ないため能力を満たしていない人材を妥協して採用するケースです。
採用後の研修で一定のレベルまで引き上げることができるのであれば問題ありませんが、覚える意志がない、やる気がないなど研修以前の問題であれば、人員が不足しているからといって採用すべきではありません。

企業が過剰な期待を新入社員にすることで、ミスマッチングが生じるケースがあります。新入社員はできなくて当たり前という気持ちで見ていかなければ、本人にプレッシャーを与えるだけで、どちらにとっても良いことはありません。

ミスマッチングをしない方法は、採用ポイントを明確にしたうえで、新入社員に過剰な期待をしないことです。そのためには、自社で活躍している社員をコンピテンシーモデルとして優れた特徴を洗い出し、共通する項目をチェックポイントにします。例えば活躍している社員が達成志向とチャレンジ志向が強いのであれば、この点にこだわった採用をおこないます。

次に育てる環境を整備することも大切です。集合研修だけが研修ではありません。会社の規模が小さくてもやるべきことを明確にしたキャリアシートを作成し、新入社員と先輩社員(上司)が進捗状況をチェックし指摘することで、スキルの向上が図れます。
覚える意欲があり真面目に取り組む社員であれば、育てる環境でほぼミスマッチングを解消できます。

「今度入社した社員は・・・」と嘆く前に、採用時のチェックポイントができているか、そして育てる環境が構築されているか、自社の状況について確認をしてみてください。
素質のある人材を採用し、育てる環境を構築することが、ミスマッチングを防ぐために大切です。

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谷所 健一郎(やどころ けんいちろう)
有限会社キャリアドメイン 代表取締役 https://cdomain.jp/index.html